ランキンサイクルとは|T-s線図とエンタルピーで熱効率を求める
電験三種で出るランキンサイクルを、4つの過程と機器の対応、T-s線図、h-s線図で図解。エンタルピーで熱効率を求める式、タービン内部効率、再熱・再生サイクルの効果、例題4問まで解説します。

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水と蒸気が「ボイラ → 蒸気タービン → 復水器 → 給水ポンプ」を一巡するようすは、汽力発電の設備で見ました。その一巡を、熱の出入りと仕事の量で読むのがランキンサイクルです。この記事では、4つの過程と機器の対応、T-s線図とh-s線図の読み方、エンタルピーを使った熱効率の求め方、再熱・再生サイクルの効果を、例題と一緒に整理します。発電端効率や燃料消費量の計算は、火力発電の熱効率の記事で扱います。
- ランキンサイクルとは(4つの過程と機器の対応)
- 等圧加熱 → 断熱膨張 → 等圧放熱 → 断熱圧縮の4過程が輪になる
- ランキンサイクルのT-s線図の読み方
- 面積が熱量や仕事を表す。仕事は囲まれた面積
- ランキンサイクルの熱効率とh-s線図
- をエンタルピーの差で求める
- タービン内部効率と蒸気流量・出力の求め方
- 実際の膨張は点2′で終わる。出力は
- ランキンサイクルの熱効率を上げる方法とカルノー効率との比較
- 初圧・初温を上げ、復水器の圧力を下げる。上限はカルノー効率
- 再熱サイクルと再生サイクルをT-s線図で読む
- 再熱は排気の湿りを減らし、再生は捨てる熱を減らす
ランキンサイクルとは(4つの過程と機器の対応)
ランキンサイクルは、汽力発電の水と蒸気の変化を、いちばん単純な理想の形で表した熱サイクルです。水はボイラで熱を受け取って蒸気になり、蒸気タービンで仕事をし、復水器で熱を捨てて水に戻り、給水ポンプでボイラの圧力まで押し上げられます。この一巡が、4つの過程でできています。
図1は、ランキンサイクルを機器の並びで描いたものです。機器の間にある丸の数字が状態点で、その場所での水や蒸気の状態(圧力・温度・エンタルピーなど)を表します。
4つの過程を、機器と「一定に保たれるもの」の組合せで整理すると、次の表のとおりです。
| 過程 | 機器 | 一定のもの |
|---|---|---|
| 4→1 等圧加熱 | ボイラ | 圧力 |
| 1→2 断熱膨張 | 蒸気タービン | 比エントロピー |
| 2→3 等圧放熱 | 復水器 | 圧力 |
| 3→4 断熱圧縮 | 給水ポンプ | 比エントロピー |
等圧は圧力が変わらないこと、断熱は熱が外へ出入りしないことです。断熱で、さらに摩擦などの損失が無い理想の変化では、比エントロピー(次の節で説明します)が変わりません。ボイラと復水器は熱を出し入れする機器、タービンとポンプは仕事をやり取りする機器、と覚えると整理しやすくなります。
ボイラで水が蒸気になる変化は、やかんでお湯を沸かすのと同じです。図2は、やかんの湯気の写真です。やかんの水はコンロの熱を受け取って蒸気になります。注ぎ口から白く見える湯気は、蒸気が空気で冷やされてできた小さな水滴で、本当の水蒸気は透明で目に見えません。ボイラは、この蒸気を逃がさずに高い圧力のまま閉じ込めて、タービンへ送ります。

各機器のつくりは、汽力発電の設備で確認できます。
ランキンサイクルのT-s線図の読み方
T-s線図は、縦軸に温度 [K]、横軸に比エントロピー [kJ/(kg·K)] をとった図です。比エントロピーは、1 kg あたりのエントロピーです。熱を受け取ると増え、熱を捨てると減ります。T-s線図では、線の下の面積が 1 kg あたりの熱量を表します。そこから、次のことが読み取れます。
- 熱を加える過程は、右へ進む線になる。線の下の面積が、受け取る熱量
- 熱を捨てる過程は、左へ進む線になる。線の下の面積が、捨てる熱量
- 断熱で損失の無い過程(理想のタービンとポンプ)は、熱の出入りが無いので縦の線になる
図3は、ボイラの圧力 10 MPa、蒸気の温度 520℃、復水器の圧力 5 kPa の例です。灰色の破線は水と蒸気の境の飽和線で、山の左側が飽和液線、右側が飽和蒸気線です。山の内側は水と蒸気が混ざった湿り蒸気、右側は過熱蒸気の領域で、山の頂点を臨界点(約 22 MPa、374℃)といいます。
4つの過程を、図3の線に沿って読んでみます。
- 4→1(ボイラ): 水の温度を上げる予熱、温度が一定のまま水が蒸気になる蒸発、飽和蒸気を 520℃(793 K)まで温める過熱の3段階で、右上へ進みます。10 MPa の蒸発の温度は約 311℃(584 K)です
- 1→2(蒸気タービン): 断熱膨張なので縦の線で下がります。温度は復水器の圧力 5 kPa の飽和温度、約 33℃(306 K)まで下がり、湿り蒸気の領域で終わります
- 2→3(復水器): 湿り蒸気が水に戻る等圧放熱です。圧力一定で凝縮するので、温度も 306 K で一定の横線になります
- 3→4(給水ポンプ): 断熱圧縮で、縦の短い線です。ポンプは水の温度をほとんど上げないので、点3と点4はほぼ重なります
図4は、同じサイクルを面積で読むための図です。縦軸は 0 K から描いています。縦軸の は絶対温度なので、面積がそのまま熱量になるのは、温度を K で測り、0 K を基準にしたときだけです。
図4の面積を式にすると、次のとおりです。
- 青と緑を合わせた面積が、ボイラで受け取る熱 (4→1 の線の下の面積)
- 緑の面積が、復水器で捨てる熱 。復水器の過程は温度 の横線なので、長方形になり、
- 青の面積が、サイクルが取り出す正味の仕事
熱効率 は、受け取った熱のうち仕事になった割合です。T-s線図では、青の面積を青と緑を合わせた面積で割ったものです。図3の例で、緑の長方形の面積を確かめると、 です。これは、後で使う と一致します。
ランキンサイクルの圧力や温度は、実際の発電所では圧力計や温度計などで常に監視しています。図5は、断熱材で覆った蒸気配管と計器のイメージです。

- 圧力計 蒸気の圧力を読む
- 大きな弁 蒸気の流れを開閉する
- 小さな弁 計器への流れを開閉する
- 断熱配管 保温材で熱を逃がさない
ランキンサイクルの熱効率とh-s線図(エンタルピーで求める)
T-s線図は、面積で考えるのに向いています。数値を求めるときは、蒸気表にある比エンタルピー [kJ/kg] を使います。エンタルピーには、サイクルの計算に便利な性質が2つあります。
- 圧力一定で熱を出し入れする過程(ボイラ・復水器)では、熱量が の差に等しい
- 断熱の過程(タービン・ポンプ)では、仕事が の差に等しい
図6は、縦軸に 、横軸に をとったh-s線図(モリエ線図)で、同じサイクルを描いたものです。T-s線図では面積だった量が、h-s線図では縦の長さで読めます。とくに、タービンの断熱膨張は縦の線になり、その長さ がそのままタービンの仕事です。
4つの機器の熱や仕事は、 の差で次のように表されます。
| 量 | 機器 | 式 |
|---|---|---|
| 受ける熱 | ボイラ | |
| タービン仕事 | 蒸気タービン | |
| 捨てる熱 | 復水器 | |
| ポンプ仕事 | 給水ポンプ |
サイクルの正味の仕事は、タービン仕事からポンプ仕事を引いたものです。熱効率は、これを受ける熱で割って求めます。
ポンプが送る水は、圧縮しても体積がほとんど変わりません。そのため、ポンプ仕事は水の比体積 と圧力差から、次のように近似できます。圧力を kPa で入れると、答えは kJ/kg になります。
ポンプ仕事はタービン仕事に比べてごく小さいので、 とみなして無視すると、次の簡単な式になります。
各点のエンタルピーは、次のように求めます。計算問題では、これらの値が問題文に与えられる形が多いです。
| 点 | 状態 | の求め方 |
|---|---|---|
| 1 | 過熱蒸気 | 蒸気表(10 MPa・520℃) |
| 2 | 湿り蒸気 | 点1と同じ で 5 kPa |
| 3 | 飽和水 | 5 kPa の飽和水の |
| 4 | 圧縮水 | にポンプ仕事を足す |
解答と解説を見る
(1) 圧力を kPa にして、ポンプ仕事を求めます。
ポンプ出口は です。
(2) ポンプ仕事を含めた熱効率です。
(3) ポンプ仕事を無視した熱効率です。
答えは (1) 約 10 kJ/kg、(2) 約 42.4%、(3) 約 42.5% です。ポンプ仕事はタービン仕事の 1% 未満なので、無視しても効率は約 0.2 ポイントしか変わりません。
タービン内部効率と蒸気流量・出力の求め方
ここまでは、タービンの中で損失が無い理想の膨張を考えました。実際のタービンでは、蒸気が動翼と静翼の間を通るときに、摩擦や渦による損失が出ます。図7は、蒸気を受けて回る動翼のイメージです。

- 動翼 蒸気を受けて回る
- 翼の根元 リングに植え込む
- ロータ 動翼を取り付けて回る
損失があると、蒸気が仕事に変えられるエネルギーが減り、出口の蒸気は理想よりエンタルピーが高い状態で出ていきます。図8は、その違いを h-s線図に描いたものです。理想の膨張は縦の線で点2に、実際の膨張は右へずれて**点2′**に達します。
実際のタービン仕事 が、理想のタービン仕事 の何割にあたるかを表す値が、タービン内部効率 です。タービン効率や断熱効率と呼ぶ本もあります。
内部効率が分かれば、実際の仕事は で求まります。実際の熱効率は、タービン仕事を に置き換えます。
蒸気が 1 秒間に 流れるとき、タービンの出力 は、1 kg あたりの仕事に流量を掛けて求めます。 なので、単位がそのままつながります。
蒸気流量は、t/h で与えられることもあります。 です。タービン出力から発電機出力や燃料消費量を求める方法は、火力発電の熱効率で扱います。
解答と解説を見る
実際のタービン仕事は、内部効率を掛けて求めます。
ポンプ仕事を無視した熱効率は次のとおりです。
答えは約 36.6% です。理想の約 42.5% に内部効率 0.86 を掛けた値と一致します。タービン内部の損失で、熱効率が約 6 ポイント下がります。
解答と解説を見る
から、流量 を求めます。 です。
t/h に直します。
答えは約 748 t/h です。蒸気 1 kg が 1204 kJ の仕事をするので、250 MW を出すには、毎秒約 208 kg の蒸気が必要になります。
ランキンサイクルの熱効率を上げる方法とカルノー効率との比較
高温の熱源の温度 と、低温の熱源の温度 の間で動く熱機関のうち、効率が最大になる理想のサイクルがカルノーサイクルです。その効率 は、温度だけで決まります。温度は絶対温度 [K] を使います。
図9は、図3の例( = 793 K、 = 306 K)のランキンサイクルを、同じ温度の間のカルノーサイクルと重ねたものです。カルノー効率は で、ランキンサイクルの約 42% を大きく上回ります。
ランキンサイクルの効率が低いのは、ボイラで水を温める予熱の間、低い温度から熱を受け取るためです。図9の「届かない部分」が、カルノーサイクルの長方形からはみ出している分にあたります。受熱の温度の平均を平均受熱温度 とします。 は、受け取る熱量 を、受熱中に増える比エントロピー で割った値です。理想のランキンサイクルの熱効率は、次の式でも表せます。
図3の例では は約 530 K(約 257℃)で、 です。この式から、熱効率を上げる方法は、平均受熱温度 を上げるか、放熱の温度 を下げるかの2つに整理できます。
| 方法 | T-s線図での変化 | 注意点 |
|---|---|---|
| 初圧を上げる | 蒸発の温度が上がる | 排気が湿りやすい |
| 初温を上げる | 過熱の温度が上がる | 材料の耐熱に限度 |
| 復水器の圧力を下げる | 放熱の温度が下がる | 冷却水の温度が下限 |
初圧はタービン入口の蒸気の圧力、初温は温度のことです。初圧を上げると、点1が左へ寄り、縦の膨張線が湿り蒸気の領域の深くへ入ります。排気に含まれる水滴が増えると、低圧タービンの翼を傷めるので、乾き度(湿り蒸気の中の蒸気の質量の割合)が下がりすぎないようにします。
図3の例(10 MPa・520℃・5 kPa)から、1つだけ条件を変えて蒸気表で計算すると、ポンプ仕事を含めた理想の熱効率は、約 42.2% から次のように変わります。
- 初圧を 15 MPa にする: 約 43.4%(排気の乾き度は約 0.78 から約 0.75 に下がる)
- 初温を 560℃ にする: 約 42.8%
- 復水器の圧力を 4 kPa にする: 約 42.8%
ガスタービンと組み合わせるコンバインドサイクルは、火力発電の熱効率の記事で扱います。
再熱サイクルと再生サイクルをT-s線図で読む
再熱サイクルは、高圧タービンで膨張した蒸気をボイラの再熱器へ戻し、もう一度加熱してから低圧タービンで膨張させる方式です。図10は、2 MPa まで膨張させた蒸気を、520℃まで再加熱した例です。
図10では、点1から点aまで高圧タービンで膨張し、点aから点bまで再熱器で等圧加熱し、点bから点cまで低圧タービンで膨張します。灰色の破線が、再熱しないときの膨張です。
- 再熱後の出口の点cは、再熱しない点2より右にくる。飽和蒸気線に近くなり、排気の乾き度が約 0.78 から約 0.89 に上がる(湿りが減る)
- 再熱で加える熱は、約 550 K 以上の高い温度で加えるので、平均受熱温度が上がる。熱効率は約 42.2% から約 43.9% に、約 1.7 ポイント上がる
再生サイクルは、タービンの途中から蒸気の一部を取り出し(抽気)、その熱でボイラへ送る給水を温める方式です。図11は、その T-s線図です。給水が点4から点5まで抽気の熱で温められ、ボイラでの加熱が、低い温度の点4ではなく、高い温度の点5から始まります。灰色の破線は、再生しないときの加熱です。
再生サイクルで熱効率が上がる理由は、2つあります。ボイラで燃料の熱を受け取る過程が高い温度から始まるので、平均受熱温度が上がることです。また、抽気した蒸気は復水器へ行かないので、復水器で捨てる熱が減ることです。図11は、蒸気 1 kg あたりを描いた代表的な図です。抽気した分だけ後ろのタービンを流れる蒸気が減る点は、省略しています。
給水を抽気で温める装置が、給水加熱器です。図12は、その管束のイメージです。細い管の中を給水が流れ、管の外側に抽気蒸気を当てて、給水を温めます。

- 管板 管の端を固定する
- 管の束 中を給水が流れる
- 支え板 管の束を支える
- 折り返し 管がU字に曲がる
再熱と再生の違いを、T-s線図の見方で整理します。
| 項目 | 再熱サイクル | 再生サイクル |
|---|---|---|
| 温めるもの | タービン途中の蒸気 | ボイラへ入る給水 |
| T-s線図で変わる所 | 膨張の途中 | 加熱の始まり |
| 排気の湿り | 減る | 減らない |
実際の大容量の汽力発電所は、再熱と再生を両方使う再熱再生サイクルが一般的です。系統図は、火力発電の熱効率の記事にあります。
解答と解説を見る
(1) は正しい記述です。タービンは、断熱膨張で蒸気のエンタルピーを減らし、その分を仕事にします。
(2) は正しい記述です。復水器は等圧放熱の過程です。
(3) は正しい記述です。再熱すると、点cが飽和蒸気線に近づき、排気の湿りが減ります。
(4) は正しい記述です。抽気した蒸気は復水器へ行かないので、捨てる熱が減ります。
(5) が誤りです。給水ポンプは、水を断熱圧縮して、復水器の圧力からボイラの圧力まで上げます。圧力を下げる過程ではありません。
答えは (5) です。
よくある質問
カルノーサイクルとランキンサイクルは何が違いますか。
カルノーサイクルは、2つの温度の間で動く熱機関の効率の上限を表す理想のサイクルで、T-s線図では長方形になります。ランキンサイクルは、水と蒸気の実際の性質に合わせたサイクルです。ボイラで予熱する間、低い温度から熱を受け取るので、同じ温度の間で動くカルノーサイクルより効率が低くなります。
T-s線図とh-s線図は、どう使い分けますか。
T-s線図は、面積が熱量や仕事を表すので、サイクルの形や、効率が上がる理由を考えるときに向いています。h-s線図は、タービンの膨張が縦の線になり、その長さ がそのまま仕事になるので、数値を求める計算に向いています。計算問題では、h-s線図や蒸気表のエンタルピーを使うことが多いです。
ランキンサイクルで、ポンプ仕事を無視してよいのはなぜですか。
水は圧縮してもほとんど体積が変わらず、ポンプ仕事 がタービン仕事に比べて小さいからです。例題1では、ポンプ仕事は約 10 kJ/kg で、タービン仕事の 1% 未満でした。無視しても効率は約 0.2 ポイントしか変わりません。ただし、問題文でポンプ仕事が与えられたときは、式に入れて計算します。
再熱と再生は、何のために行うのですか。
再熱は、高圧タービンの排気を温め直して、低圧タービンの出口の湿りを減らすために行います。平均受熱温度が上がるので、熱効率も上がります。再生は、抽気の熱で給水を温め、ボイラの受熱を高い温度から始めて、復水器で捨てる熱を減らすために行います。目的が違うので、試験では組合せを問われます。
思い出してみよう
答えを見る前に、まず自分で思い出してからタップしてください。
ランキンサイクルの4つの過程と、対応する機器は?
4→1 等圧加熱はボイラ、1→2 断熱膨張は蒸気タービン、2→3 等圧放熱は復水器、3→4 断熱圧縮は給水ポンプです。
T-s線図では、熱量や仕事を何で読みますか?
面積で読みます。線の下の面積が熱量、サイクルに囲まれた面積が仕事です。
h-s線図で、タービン仕事は何で読みますか?
点1と点2を結ぶ縦の線の長さ です。
ポンプ仕事を無視したときの、熱効率の式は?
です。
タービン内部効率の式と、蒸気流量から出力を求める式は?
、 です。
再熱と再生のねらいは、それぞれ何ですか?
再熱は排気の湿りを減らし、再生は抽気で給水を温めて、捨てる熱を減らします。
まとめ
- ランキンサイクルは、等圧加熱(ボイラ)、断熱膨張(蒸気タービン)、等圧放熱(復水器)、断熱圧縮(給水ポンプ)の4過程でできる
- T-s線図では面積が熱量や仕事を表し、h-s線図では縦の長さがタービン仕事や熱を表す。温度は K で読む
- 熱効率は 。ポンプ仕事を無視すると
- 実際の膨張は点2′で終わる。内部効率は 、タービン出力は
- 熱効率は、初圧・初温を上げるか、復水器の圧力を下げると上がる。上限はカルノー効率
- 再熱は排気の湿りを減らし、再生は抽気で給水を温めて捨てる熱を減らす。どちらも熱効率が上がる
ランキンサイクルの考え方がつかめたら、次は 汽力発電の設備 と 火力発電の熱効率 で、各機器のつくりと、発電端効率・送電端効率、燃料消費量の計算を確認しましょう。








