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電力送電線路 / 直流送電14分で読めます

直流送電とは|交流送電との違い・利点と欠点・周波数変換所のしくみを図解

電験三種の直流送電(HVDC)を図で解説します。交直変換のしくみ、他励式と自励式の違い、交流送電と比べた利点と欠点、周波数変換所とBTBまでを、電力比や損失を求める4つの例題で確認できます。

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夕暮れの海辺の岩の丘に立つ送電鉄塔と電線、遠くに街の灯がともる写真
この記事の目次
  1. 直流送電とは
  2. 交直変換器のしくみ(他励式と自励式)
  3. 直流送電の利点
  4. 同じ絶縁で高い電圧を使える
  5. 電線が2本で足りる
  6. 安定度の制約が小さい
  7. 充電電流が流れない
  8. 直流送電の欠点
  9. 周波数変換所と BTB
  10. 直流送電の例題
  11. よくある質問
  12. なぜ直流送電は長距離の海底ケーブルに向くのですか。
  13. 他励式と自励式の違いは何ですか。
  14. 周波数変換所と BTB は、どう違いますか。
  15. 直流は交流より損失が小さいのですか。
  16. まとめ
図解でわかる 電験三種 電力 1 水力発電 の表紙電力を図解で読む図解でわかる 電験三種 電力 1
水力発電
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直流送電は、送電線の途中を直流にして電力を送る方式です。送電はふつう交流で行いますが、長い海底ケーブルや、周波数の違う地域どうしの連系には、直流が使われます。この記事では、交直変換のしくみから利点と欠点、周波数変換所と BTB までを、図と例題で順にたどります。

直流送電の全体像
  • 直流送電とは
    • 交流 → 直流 → 交流。両端に変換所が要る
  • 交直変換器
    • 他励式はサイリスタ、自励式は IGBT など
  • 利点
    • 無効電力・充電電流・安定度の制約が小さい
  • 欠点
    • 変換所が高価、高調波が出る、遮断が難しい
  • 周波数変換所と BTB
    • 50 Hz と 60 Hz を直流でつなぐ

直流送電とは

直流送電は、HVDC(High Voltage Direct Current)とも呼ばれます。発電所でつくる電力も、家庭や工場で使う電力も、系統は交流です(図1)。直流送電は、その間の送電線の部分だけを直流にします。

緑の山あいに立つ送電鉄塔と、鉄塔の間に連なる電線の写真
図1 山あいに連なる送電線。ふつうの送電は三相交流で行う(写真はイメージ)

送電端で交流を直流に変えることを順変換、受電端で直流を交流に戻すことを逆変換と呼びます。順変換を行う設備と逆変換を行う設備を、それぞれ順変換器・逆変換器と呼び、これらを置いた施設が変換所です(図2)。

交流 系統 交流 系統 順変換器 交流→直流 逆変換器 直流→交流 + − 直流送電線 変換所 変換所 電力の流れ(向きは制御で変えられる)
図2 直流送電の構成。両端に変換所を置き、送電線の部分だけを直流にする

変換所には、変換器のほかに、変圧器、交流側・直流側のフィルタ、遮断器などが置かれます(機器の役割は変電所の役割と構成機器で扱います)。直流の送電線は、正極と負極の2本で構成します。両端の変換所は、制御によって順変換と逆変換の役を入れ替えられるので、電力の向きも変えられます。

交直変換器のしくみ(他励式と自励式)

交流を直流に変えるのは整流回路(整流回路とは)、直流を交流に変えるのはインバータ(インバータの仕組み)でした。直流送電の変換器は、その考え方を大電力に広げたものです。素子を直列にたくさん積み重ねて、高い電圧に耐えるようにしています(図3)。

広い屋内ホールに、背の高いバルブ塔が三基並んでいる写真
  1. がい管 高電圧部を絶縁
  2. 素子ユニット 段に積み重ねる
  3. 支持がいし 床との間を絶縁
図3 屋内ホールに立つ変換器のバルブ塔。素子を積み重ねて高い電圧に耐える(写真はイメージ)

変換器は、使う素子と電流の切り方で、他励式と自励式に分かれます。

項目他励式自励式
素子サイリスタIGBT など
電流を切る交流電圧で素子が自分で
無効電力消費する制御できる
交流系統必要なくても可

他励式は、サイリスタを使います。サイリスタは、オンの信号で導通しますが、オフの信号では切れません。そこで他励式は、交流系統の電圧を使って電流を次のバルブへ移し(転流)、前のバルブの電流を零にして切ります。交流系統の電圧に頼るので、交流系統が弱い(短絡容量が小さい)と、転流に失敗しやすくなります。

また、他励式の変換器は、電流が電圧に対して遅れるので、遅れ無効電力を消費します。消費する無効電力は、交流フィルタ(基本波では進み無効電力を供給します)、進相コンデンサ、調相設備などで補います(力率改善と進相コンデンサの容量計算、調相設備の種類と電圧調整)。

自励式は、IGBT など、オフの信号で自分で電流を切れる素子(自己消弧形素子)を使います。交流系統の電圧に頼らずに運転でき、有効電力と無効電力を独立に制御できます。

直流送電の利点

直流送電の利点は、交流送電の弱点を避けられる点にあります。

項目直流の特徴
無効電力線路に流れない
電圧降下抵抗分だけ
安定度距離の制約が小さい
充電電流流れない
周波数違う系統をつなげる
電線2本で足りる
短絡容量連系しても増えない

直流は、定常状態では電流も電圧も一定です。そのため、リアクタンスや静電容量の影響を受けません。表のうち、電圧・電線・安定度・充電電流を順に確かめます。周波数と短絡容量は、あとの周波数変換所と BTB で扱います。

同じ絶縁で高い電圧を使える

交流の電圧は、実効値で表します。実効値 E [V]E\ \mathrm{[V]} の電圧の波高値は、次のとおり実効値の 2\sqrt{2} 倍です。

Vm=2 E [V]V_m = \sqrt{2}\,E\ \mathrm{[V]}

絶縁が耐えなければならないのは、この波高値です。そこで、対地電圧の最大値を同じにすると、直流は交流の実効値の 2\sqrt{2} 倍の電圧を使えます(図4)。

0 直流電圧 実効値 波高値 時間 交流 実効値 E 直流 √2 E(約1.41倍)
図4 交流の波高値と直流電圧。絶縁が耐える電圧を同じにすると、直流は実効値の √2 倍の電圧を使える

電線が2本で足りる

三相交流の送電線は3本ですが、直流は正極と負極の2本で足ります(双極式)。片方の極を、大地や海水を帰路にして使う単極式もあります。

交流の相電圧(実効値)を E [V]E\ \mathrm{[V]}、電流を I [A]I\ \mathrm{[A]}、力率を 1 とします。直流の対地電圧は、交流の波高値 2 E\sqrt{2}\,E と同じにします。送電電力は次のとおりです。

Pac=3EIPdc=22 EI\begin{aligned} P_{\mathrm{ac}} &= 3EI \\ P_{\mathrm{dc}} &= 2\sqrt{2}\,EI \end{aligned}

全体の電力はほぼ同じでも、電線は3本から2本に減ります。電線1本あたりでは、交流が EIEI、直流が 2 EI\sqrt{2}\,EI で、直流は交流の 2\sqrt{2} 倍です(図5)。また、直流は電流が導体の断面に一様に流れ、表皮効果がありません。

三相交流 a b c 3 本で 3EI 1 本あたり EI 直流(双極式) + − 2 本で 2√2 EI 1 本あたり √2 EI 交流の √2 倍 対地電圧の最大値と電流 I は同じ、力率 1 E は交流の相電圧(実効値)
図5 電線1本あたりの送電電力。対地電圧の最大値と電流が同じなら、直流は交流の √2 倍

電線が少ないぶん、鉄塔を小さくしやすいことも直流送電の利点です。

安定度の制約が小さい

交流の2つの系統は、位相をそろえて同期して運転します。送電端と受電端の電圧(線間電圧)を VsV_s、Vr [V]V_r\ \mathrm{[V]}、位相差を δ\delta、1線あたりの線路のリアクタンスを X [Ω]X\ \mathrm{[\Omega]} とすると、送れる電力は次のとおりです。

P=VsVrXsin⁡δ [W]P = \frac{V_s V_r}{X}\sin\delta\ \mathrm{[W]}

線路が長いほど XX は大きくなり、同じ電力を送るための位相差 δ\delta が大きくなります。δ\delta には限度があるので、長距離の交流送電は安定度の制約を受けます。直流区間では位相差を問題にしないので、線路が長くても安定度の制約を受けません。

充電電流が流れない

ケーブルは、導体と大地の間の静電容量が大きく、交流では充電電流(進み電流)が流れます。充電電流は、線路が長いほど増えます。長くなると、ケーブルの電流容量の多くを充電電流が占め、負荷へ送れる電流が減ります。そのため、長距離の交流ケーブルは困難です(地中送電線路とケーブルの充電電流)。

直流は、定常状態で電圧が一定なので、静電容量に電流が流れ込みません。充電電流が流れないので、長距離の海底ケーブルに向きます(図6)。日本でも、海をまたぐ連系に直流送電が使われています。

砂浜から波打ち際へ、黒いケーブルがコンクリートの溝に収まって続く写真
図6 海へ入る海底ケーブル。直流送電は充電電流が流れないので長距離に向く(写真はイメージ)

直流送電の欠点

直流送電にも欠点があります。

項目直流の欠点
変換所両端に必要で高価
高調波フィルタが要る
無効電力他励式は補給が要る
遮断電流零点がなく難しい

いちばん大きいのは、両端に変換所が要ることです。変換所の費用は、送電距離に関係なくかかります。短い距離では、変換所の費用の分だけ交流のほうが安く、距離が長くなると、線路の費用の差が効いて直流のほうが安くなります。総費用が等しくなる距離を損益分岐距離と呼びます(図7)。

距離 費用 交流 直流 損益分岐距離 交流が有利 直流が有利
図7 交流と直流の費用の比べ方(概念図)。損益分岐距離より長いと直流が有利になる

長距離の架空送電線の構成は、架空送電線路の構成で扱います。

変換器は高調波を発生するので、交流側と直流側にフィルタが必要です。

もうひとつの欠点は、遮断が難しいことです。交流の電流は、1サイクルに2回零になります(電流零点)。遮断器は、電流零点でアークを消せます。直流の電流には電流零点がないので、アークを消しにくく、大きな電流の遮断は難しくなります(図8)。事故のときの電流は、変換器の制御で小さくおさえる方法がとられます。

0 交流 電流零点 0 直流 電流零点なし 時間
図8 交流には電流零点があり、直流にはない。零点でアークを消せるので、交流のほうが遮断しやすい

周波数変換所と BTB

日本の電力系統は、おおむね東日本が 50 Hz、西日本が 60 Hz です。周波数が違う交流系統は、同期して運転できず、そのままではつなげません。そこで、いったん直流を介してつなぎます。周波数の違う系統を直流でつなぐ設備を、周波数変換所(FC)と呼びます。

BTB(Back To Back、背中合わせ)は、順変換器と逆変換器を、直流の送電線をはさまず、同じ場所に置いたものです(図9)。周波数が同じ系統でも、同期させずにつなぎたいときに使います。2つの系統は直流部分で切り離されているので、片方の事故電流が、もう片方へ流れ込みにくくなります。つないでも、系統の短絡容量が増えにくい点も特徴です。

ふつうの直流送電 交流 交流 順変換 逆変換 長い直流線路 BTB(背中合わせ) 50 Hz 系統 60 Hz 系統 順変換 逆変換 同じ場所に2台置く
図9 BTB と周波数変換。変換器を背中合わせに置き、周波数の違う系統を直流でつなぐ

変換所の屋外には、変換器の建屋のほか、変圧器や母線などが並びます(図10)。

海を背にした大きな建屋と、手前に変圧器が並び、右に鉄塔と母線がある屋外設備の写真
  1. 変換器の建屋 変換器を収める
  2. 変圧器 交流の電圧を合わせる
  3. 鉄塔 交流の送電線へつなぐ
図10 変換所の屋外設備。変換器の建屋、変圧器、母線がある(写真はイメージ)

電気設備技術基準の解釈(第15条)でも、周波数変換装置(FC)や非同期連系装置(BTB)の直流部分のような短い直流電路は、異常電圧が生じるおそれがなければ、絶縁耐力試験を行わなくてよいと定められています。

直流送電の例題

例題1と4は、記述の正誤を見分ける問題です。例題2と3は、式に値を入れる計算です。

例題使う量解き方
1・4用語の意味一つずつ正誤を判断
2EE、II電力、1本あたり、損失の順
3VV、PP、RR電流、電圧降下、損失の順
解答と解説を見る
  • ア 正しい。直流は電流が一定なので、リアクタンスによる電圧降下が生じません。
  • イ 正しい。他励式変換器は、遅れ無効電力を消費します。
  • ウ 誤り。電流零点がないので、アークを消しにくく、遮断は難しくなります。
  • エ 誤り。直流送電には両端に変換所が要り、短い距離では交流より高くつきます。

答え:(1)

解答と解説を見る

(1) 交流は、

Pac=3EI=3×100×103×1000=300 [MW]\begin{aligned} P_{\mathrm{ac}} &= 3EI \\ &= 3\times 100\times 10^{3}\times 1000 \\ &= 300\ \mathrm{[MW]} \end{aligned}

直流の対地電圧は 2 E≒141.4 kV\sqrt{2}\,E \fallingdotseq 141.4\ \mathrm{kV} で、極間電圧は2倍の 282.8 kV282.8\ \mathrm{kV} です。

Pdc=22 EI≒282.8 [MW]\begin{aligned} P_{\mathrm{dc}} &= 2\sqrt{2}\,EI \\ &\fallingdotseq 282.8\ \mathrm{[MW]} \end{aligned}

(2) 交流は 300÷3=100 MW300 \div 3 = 100\ \mathrm{MW}、直流は 282.8÷2=141.4 MW282.8 \div 2 = 141.4\ \mathrm{MW} です。直流は交流の 2\sqrt{2} 倍です。

(3) 損失は、交流が 3I2R3I^2R、直流が 2I2R2I^2R なので、比は 2/3≒0.6672/3 \fallingdotseq 0.667 です。

答え:(1) 交流 300 MW300\ \mathrm{MW}、直流 約 282.8 MW282.8\ \mathrm{MW} (2) 交流 100 MW100\ \mathrm{MW}、直流 約 141.4 MW141.4\ \mathrm{MW} (3) 2/32/3

解答と解説を見る

電流は、

I=PV=1000×106500×103=2000 [A]\begin{aligned} I &= \frac{P}{V} \\ &= \frac{1000\times 10^{6}}{500\times 10^{3}} \\ &= 2000\ \mathrm{[A]} \end{aligned}

電流は往復の2本に流れるので、電圧降下と電力損失は、

v=2IR=2×2000×2.5=10000 [V]p=2I2R=2×20002×2.5=20×106 [W]\begin{aligned} v &= 2IR \\ &= 2\times 2000\times 2.5 \\ &= 10000\ \mathrm{[V]} \\ p &= 2I^{2}R \\ &= 2\times 2000^{2}\times 2.5 \\ &= 20\times 10^{6}\ \mathrm{[W]} \end{aligned}

受電端の電圧は 500−10=490 kV500 - 10 = 490\ \mathrm{kV}、電力は 490 kV×2000 A=980 MW490\ \mathrm{kV}\times 2000\ \mathrm{A} = 980\ \mathrm{MW} で、送電端から損失 20 MW20\ \mathrm{MW} を引いた値と一致します。

答え:電流 2000 A2000\ \mathrm{A}、電圧降下 10 kV10\ \mathrm{kV}、電力損失 20 MW20\ \mathrm{MW}(送電電力の 2%2\%)

解答と解説を見る
  • ア 誤り。周波数の違う系統は、交流のままでは同期できないので、直流を介してつなぎます。
  • イ 正しい。順変換器と逆変換器を、背中合わせに置きます。
  • ウ 正しい。直流部分で切り離されているので、同期は不要です。
  • エ 誤り。直流部分で切り離されるので、短絡容量は増えにくくなります。

答え:(3)

よくある質問

なぜ直流送電は長距離の海底ケーブルに向くのですか。

充電電流が流れないからです。交流のケーブルは、静電容量に充電電流が流れ、線路が長いほどその電流が増えて、負荷へ送れる電流が減ります。直流は、定常状態で静電容量に電流が流れ込まないので、長くしても充電電流の問題がありません。

他励式と自励式の違いは何ですか。

電流の切り方です。他励式はサイリスタを使い、交流系統の電圧で転流して電流を切ります。遅れ無効電力を消費し、交流系統が必要です。自励式は IGBT など自分で電流を切れる素子を使い、交流系統の電圧に頼らず、無効電力も制御できます。

周波数変換所と BTB は、どう違いますか。

呼び方の観点が違います。周波数変換所は「周波数の違う系統をつなぐ」という役割、BTB は「直流線路をはさまず変換器を背中合わせに置く」という構成を指します。どちらも、直流を介して交流系統をつなぐ設備です。

直流は交流より損失が小さいのですか。

同じ電流・同じ電線なら、直流の線路の損失は小さくなります(例題2)。電線が2本で足りるうえ、無効電力や充電電流による余分な電流が流れないからです。ただし、直流送電には変換所の損失が加わるので、全体の損失は変換所を含めて比べます。

思い出してみよう

答えを見る前に、まず自分で思い出してからタップしてください。

直流送電の基本構成は何ですか?

送電端の順変換器で交流を直流にし、直流の送電線で送り、受電端の逆変換器で交流に戻します。両端に変換所が要ります。

他励式の素子と、無効電力についての特徴は何ですか?

サイリスタを使い、交流系統の電圧で転流します。遅れ無効電力を消費するので、調相設備などで補います。

自励式の特徴は何ですか?

IGBT など自己消弧形素子を使い、交流系統の電圧に頼らず運転でき、有効電力と無効電力を独立に制御できます。

直流送電が長距離の海底ケーブルに向く理由は何ですか?

定常状態で充電電流が流れないからです。

同じ絶縁で使える直流電圧は、交流の実効値の何倍ですか?

2\sqrt{2} 倍です。交流の波高値に直流電圧を等しくできるからです。

直流の遮断が難しいのはなぜですか?

電流零点がなく、アークを消しにくいからです。交流は1サイクルに2回、電流が零になります。

まとめ

  • 直流送電は、送電線の部分だけを直流にする方式。両端の変換所で、順変換と逆変換を行う
  • 他励式はサイリスタで交流電圧により転流し、遅れ無効電力を消費する。自励式は自己消弧形素子で、無効電力も制御できる
  • 利点は、無効電力・充電電流・安定度の制約が小さいこと、電線が2本で足りること、周波数の違う系統をつなげること。同じ絶縁なら直流電圧は実効値の 2\sqrt{2} 倍
  • 欠点は、変換所が高価なこと、高調波が出ること、電流零点がなく遮断が難しいこと。損益分岐距離より長いと直流が有利になる
  • 周波数変換所(FC)は周波数の違う系統を直流でつなぐ設備。BTB は直流線路なしで変換器を背中合わせに置き、非同期でつなぐ

雷による異常電圧を避雷器で逃がすしくみは避雷器と雷害対策で、交流の電圧降下の計算は三相3線式の電圧降下の求め方で続けて確認できます。

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デンケンラボ編集部

電験三種の合格プランをつくる問題集アプリ「デンケンラボ」の編集部です。試験センターの出題範囲に沿って、計算の考え方と覚えどころを図と式で解説しています。

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